科学万能な現代に、なぜ今、運命学である気学が求められるのでしょうか?

 

真北と磁北

地図上の「方位」についてご説明します。

市販されている地図(日本地図や世界地図)のうち、北半球に住んでいる私たちの地図は、ほとんどが「北」を上にして作られています。

地理学では一般に「北」というと北極の方位を言い、「北極点」を指しますが、これがいまゆる「真北」です。つまり地球の自転軸の北端(北緯90度地点)を指す方位です。

一方、コンパス(方位磁石)が指す「N」の方向を「磁北」と呼びますが、この磁北と真北は厳密に言うとちょっと位置が違うのです。現在日本付近では、真北に対して磁北が約7度西側にずれているのです。


面白いことに、古代の建物や墳丘のうち、東西南北の方角を意識して建設されているものは、ほとんどが真北を利用しています。

また、磁北は飛行機の航行用などに使用され、殆どの飛行機は磁方位で飛行しているのです。ちなみに、空港の滑走路番号は磁方位で表示しています。


風水や気学、または奇門遁甲などの方位を利用する場合、これら「真北と磁北」を使い分けなければいけません。


先の説明のとおり、地図の「北」は北極の方位で、コンパスが指す北は磁北です。磁北は北極にないため、コンパスで測った北を、日本の場所によっては6度から9度ほど東に傾けないと、「正しい北」つまり真北を知ることができません。この補正のための角度を偏角と言います。

この偏角の補正は、山歩きなどしている場合に、コンバスで方位を測っても正しい北を指さないことから、迷わないために必要になることですので、風水、気学、九星術で自宅から利用する方位では、コンパスを使うことはまずないでしょうから、偏角の補正など必要ありません。


旅行に行って(または行く前に)利用する一般の地図は、メルカトル図法と言って、かつて航海用のものとして作成されたものです。これは方角(方位ではなく)を優先する図法で、地図上の距離や面積は無視され、北緯・南緯の高い地域では、限りなく引き延ばされて無限大になってしまうという欠点があります。
ロシアの北部ツンドラ地帯が広大に見えるような地図がそれです。


なぜそんな事になるかと言えば、端的にいえば、地球が球体だからですね。
球体をすべての情報を性格に平面地図にするのは不可能です。

メルカトル図法の世界地図(日本中心の図)で、日本から右側に行くと北アメリカとぶつかるように見えますが、実は、日本から見た東方位は、南アメリカです。

つまり、メルカトル図法が正しいのは「経線」からの角度であって「方位」ではないのです。方位と距離を正しく見る図は「正距方位図法」です。

ちょっと、難しくなりましたので、機会を見つけて、ブログやメルマガ等で
より優しくご説明するように致します。

請うご期待、です。