科学万能な現代に、なぜ今、運命学である気学が求められるのでしょうか?

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気学塾 「中級編(8)気学と易学」 受講レポート

今回は、データを必要としない「卜占(ぼくせん)」である「易」を絡めたお話です。

■新約聖書「東方の三博士」と九星術

Q太朗先生は「物事の本質は常に隠されたところにある」といいます。
気学など学問の本質もまたしかり。
素人には簡単には理解できないよう、情報は物事の裏に隠された形で後世に伝わっているのです。
それを読み解く力をつけたものが、占い師といえるのかもしれません。
そこで今回は、意外に思える「旧約聖書の中に見る九星」の話を少々。

イエスはユダヤのベツレヘムで生まれた。
このとき、占星術の学者3名が東方からエルサレムにやってきて、
ヘロデ王に「ユダヤの王として生まれた方はどこですか?」とたずねた。

というエピソードがありますが、これは九星の方位で解釈することができるのです。

「3名の学者が東からエルサレムに来た」
新しい王が生まれる、という事象は「三碧木星/東」と考えられます。
学者たちは東から西へと動いています。
西に三碧がくるのは、一白中宮の年。


 

  すると、イエスキリストの誕生年は、一白水星中宮の年だったと解釈できます。
また、一白水星の12月25日生まれのイエスの月命は「七赤金星」、傾斜は「八白土星」。
土生金、金生水、という流れはまさに「仕事を通じて社会へ貢献していく」イエスの気質を表している、と言えます。
「3名の学者は、エルサレムのヘロデ王に、新たな王の居場所をたずねた」  
ベツレヘムは、エルサレムの南方約10kmのところに位置している。




易学では、九星中の「五黄」を「王を象徴する星」としています。
つまり、学者たちは「エルサレムから見た五黄の位置を質問した」ことになります。
これもまた、一白中宮の年盤に当てはめてみれば、南=五黄だということがわかります。

■易学で見る「五黄=帝王の星」

ここで、「王の星は五黄」を確認しておきましょう。
易の八卦は8種類、東西南北をはじめ意味を持っていますが、中央だけは空白です。
それぞれの方位と意味は、九星気学の後天定位盤と呼応しています。
ただし、中央にある五黄には、卦がありません。
これは、「中央=自分の立ち位置」とし、周囲の八方向を従える、ということ。
だから「中央=五黄=帝王」という意味になるのです。


 

  ■易学「陰陽から八卦へ」

易は、占う人のデータを必要としない「卜占(ぼくせん)」です。
ぜいちくという専門の道具がなくても、赤・黒2色の8面体があれば「8×8=64種類」の中から、卦を導き出すことができます。
(黒は水、赤は火を表し、水は下に流れ、火は上に上ることから双方が交わる意味があります)
8種類の卦にはそれぞれ自然界の要素、方位の意味があります。
それぞれ、陰と陽をあらわす「3つの爻(コウ)」の組み合わせで表現されています。


 

ひとつひとつにも意味がありますが、8種×8種の組み合わせでさらに意味が深くなり、さまざまな事柄を占うことができるのです。
判断のヒントとなるものは「卦名(かめい)」と「卦辞(かじ)」です。
たとえば、上卦(じょうか・黒)下卦(げか・赤)ともに「6(水)」が出た場合。
卦名は「坎為水(かんいすい)」となり、卦辞からは「次々と危険や難問が重なっていく状態」であることがわかります。

■卦名と爻(コウ)

さて、8面体のほかにもうひとつ、六面体のサイコロがあれば、さらに詳しいことがわかります。
卦名は、上卦と下卦の組み合わせ。つまり、6つの爻からできています。

爻は、一番下が「初爻」となり、次が「二爻」、一番上が「上爻」となります。
六面体で出た数が爻を表すのです。
・失せものを探す場合=初爻から三爻まで(下卦の中)ならば「家の中/低い場所」、四爻から上爻(上卦)の中にあれば「家の外/高い場所」にある、と判断します。
・卦の「裏を読む」場合=示された爻の陰陽を反転させ、その卦名を読み解きます。
たとえば、「坎為水(かんいすい)」で4が出たら、四爻目(陰)が陽に反転し、「択水困(たくすいこん)」もあわせて読む、という形になるのです。


 

中級講座では、単純な解読から、裏まで読む深い解釈へと学習が進んでいます。
私も、ここぞというときには易をたててきましたが、大変によく当たります。
これからは、さらに六面体(色は白がよいとのこと)をプラスして、さらに深い解釈をしていきたいと思います。

*受講日 2010年6月14日(火)溜池山王にて。
( くくりひめNET メンバー きみこ )