科学万能な現代に、なぜ今、運命学である気学が求められるのでしょうか?

 

やっぱり気学ってすごい!

この超多忙でありながら、とても楽しく華やかな時代を過ごしたわたしでしたが、次第に「この幸運は、自分の力で勝ち得たもの」と言う自惚れが、心のどこかに小さく芽生えていたのでした。そして、その時有頂天になっていたわたしは、その兆しを見過ごしてしまっていたのです。そして、わたしの勘違いは増長して行き、次第に気学が目まぐるしく変化する人生で自分がおかれている時と場所を示す「羅針盤」であり「運気予報」である事を忘れ、事業の運営を「理論と効率」に重点に置いた近代的経営手法だけで進めて行くようになったのでした。
この頃からわたしは謙虚さを忘れ、「自分はこれだけ努力しているのだから、自分が一番利益を享受しても当然なはずだ!」と思うようになっていきました。傲慢になって行ったわたしには、今までの事業の順調さがこのまま続くものと信じてしまっていたのです。そうなったわたしは、自分の運気の変化を敏感に感じ取ることが出来なくなってしまっていたのです。

そして、その時1997年は訪れました。アジア通貨の暴落です。この時わたしの上海事業は、韓国への輸出が急増していました。ところが、韓国ではIMF(国際通貨基金)が韓国経済の立て直しのために介入し、国際貿易の決済通貨である米ドルの流通をIMFが強制的に制限してしまったのです。そのため、韓国側から「決済の米ドルが調達できない」との突然連絡が入り、輸出待ちの製品が大量に滞ることになってしまいました。
それに追い打ちを掛けるように、同年12月に海外に多くの販売網を広げていた量販店ヤオハンの倒産です。わたしは、上海ヤオハンが設立された当初から、急速に豊になる中国人民の生活物資の販売拠点として「上海ヤオハン」を最重要販売先として、商品を惜しみなく供給していました。
 韓国への輸出ストップと上海ヤオハンへの売掛未回収金が、わたしの上海事業に急ブレーキをかけたのです。
気学的に言えば、その1997年は、わたしの本命星である一白水星が東に座宮し、暗剣殺を帯同していている時でしたので、わたしの人生の中で、最も要注意の年でした。気学による「運気予報」では、しっかりとその状況を予報していていたのにも関わらず、気学を蔑ろにしてしまったわたしは、経済的経営的予測だけで人生を進めていたのでした。

1998年にわたしは、上海事業からの撤退を決意し、その為に有能な中国人弁護士を必要としました。そこで、取引先の総合商社から一人の中国人弁護士を紹介してもらったのですが、この中国人弁護士こそが後になって、上海でのわたしの全資産を闇ルートで売却し、その金をすべて自分の懐に入れてしまう大規模な詐欺事件を犯す張本人になるのです。
この年の東京から見て上海の方位は、八白土星に暗剣殺と歳破が帯同している最悪の方位でしたので、こういう方位で知り合った人物には大いに用心して対処しなければ行けなかったのですが、気学をおざなりにしていたわたしはそれを怠ってしまったのです。
それが、後になり大きな凶事となったのでした。

そして1999年、この詐欺事件は証拠の立証が不可能である為に未解決のまま、わたしは上海から撤退を余儀なくされました。

気学的に言えば、この年は、わたしの本命星一白水星が中宮する年でしたので、運気予報としは「激変の時」でした。言ってみれば「山の頂上の天気」のように、いままで晴れて見晴らしが良かった天気が急変してどしゃ降りになるような年でした。取り巻く環境のすべてが大きく急変して、わたしは文字通り裸一貫で「ゼロからの立て直し」となったのです。

しかし、この時に初めて、気学の持つ深遠さと遠大さを思い知ることになるのです。

1991年にわたしが六白金星方位で転居した方位取りの効果が8年を経たこの時に現れたのです。それは、上海での詐欺事件を通じて日中の弁護士たちとの親密な関係を築いたわたしは、上海での法的交渉時の通訳の重要性を痛感し、司法通訳翻訳の派遣事業を2000年に東京で創業することとなったのです。これは、あきらかに六白金星方位の「法律」「弁護士」「頭脳労働」「唯一無二」などを表す証といえるでしょう。以前のわたしの仕事範囲からは、弁護士との仕事が始まる余地はまったくと言って良いほど皆無であったのに、それが実現されたのです。本当に、方位の効果とは、このようなことを言うのではないでしょうか。
気学の奥義は深遠です。


かつて気学を勉強し、その効果を実感しながらも、その後の運勢の上昇がまるで自分一人だけの力であると思い違いをして、運気予報である気学を忘れ、高慢になってしまったわたしだからこそ、今更ながら気学の効果の偉大さを実感したのです。


わたしは今心底から「気学は、頼るものではなく、積極的に利用するもの」と思っています。

どうぞ、皆様も、この九星気学を活用して、時間的には限りある人生にご自分の無限の可能性を実現していただきたいと切に願っております。